修繕積立金が安いから安心と思っていた夫婦に起きたこと|購入後に気づいた“本当の負担”
※本記事は一般的な判断材料の整理を目的としたものであり、特定の物件の価値・安全性・将来性を断定するものではありません。最終的な判断は不動産会社・管理会社・各種資料の確認に基づいて行ってください。
修繕積立金が安いから安心と思っていた夫婦に起きたこと|購入後に気づいた“本当の負担”
「修繕積立金が安いので、
毎月負担も軽いですよ」
マンション購入時、
そう説明を受けて安心した経験がある方も多いかもしれません。
実際、
住宅ローン返済に加えて、
- 管理費
- 修繕積立金
- 固定資産税
などの固定費は気になるポイントです。
そのため、
修繕積立金が安いマンションは、
魅力的に見えることがあります。
しかし実際には、
「安いこと」が将来不安につながるケースもあります。
今回は、
修繕積立金が安いマンションを購入した夫婦に起きたことを、
物語形式で整理します。
この記事のポイント
- 修繕積立金が安いことには注意点がある
- 積立不足は将来の値上げにつながることがある
- 管理組合の状態は非常に重要
- 売却時にも影響するケースがある
- 住宅ローン以外の固定費も重要
ケース設定|築浅マンションを購入した共働き夫婦
今回のケースは、
30代後半の共働き夫婦です。
- 夫:会社員 年収680万円
- 妻:会社員 年収320万円
- 子ども:1人
夫婦は、
都内近郊の築浅マンションを購入しました。
- 物件価格:5980万円
- 住宅ローン:約5100万円
- 駅徒歩7分
購入時、
特に安心材料だったのが、
修繕積立金が安かったこと
でした。
- 管理費:12,000円
- 修繕積立金:7,500円
周辺マンションより安く、
夫婦は、
「固定費が抑えられて助かる」
と感じていました。
購入直後は満足度が高かった
購入直後、
夫婦はかなり満足していました。
- 駅近
- 新しい設備
- 子育て環境
- 通勤利便性
など、
希望条件にかなり近かったためです。
毎月負担も、
想定内に見えていました。
夫婦は、
「無理のないローン」
だと思っていました。
管理組合総会で知った“積立不足”
ところが、
数年後、
管理組合総会で状況が変わります。
議題になったのは、
修繕積立金の不足
でした。
長期修繕計画を見直した結果、
- 外壁修繕
- 防水工事
- 設備更新
などの費用が、
当初想定よりかなり高くなることが判明します。
さらに、
建築費や人件費も上昇していました。
修繕積立金が急上昇
その後、
修繕積立金は段階的に値上げされます。
- 購入時:7,500円
- 4年後:15,000円
- 6年後:23,000円
夫婦は、
「こんなに上がるとは思わなかった」
と強い不安を感じます。
住宅ローン返済に加えて、
固定費が急増したためです。
教育費も重なり始めた
さらに、
子どもの成長とともに、
教育費も増えていきます。
- 塾
- 習い事
- 学用品
など、
家計余力は少しずつ減っていきました。
特に問題だったのは、
「住宅ローンだけなら払える」
と思っていたことでした。
実際には、
- 修繕積立金
- 管理費
- 教育費
- 固定資産税
など、
住宅ローン以外の固定費が重かったのです。
売却にも影響が出た
夫婦は途中で、
住み替えも検討しました。
しかし、
中古市場では、
- 修繕積立金が高い
- さらに値上げ予定
- 積立不足不安
などがマイナス材料になっていました。
結果として、
想定ほど高く売れませんでした。
「安い=安心」ではなかった
夫婦は後になって、
修繕積立金が安いこと自体が、
注意点だった
ことに気づきます。
実際、
新築や築浅では、
販売しやすくするために、
修繕積立金を低めに設定しているケースがあります。
つまり、
「今安い」
だけでは安心できません。
重要なのは、
- 長期修繕計画
- 積立状況
- 将来値上げ予定
- 管理組合状態
です。
将来売却できるか不安な方へ
マンションは、
「購入できるか」
だけでなく、
「将来売却できるか」
も重要です。
修繕積立金・管理状態・固定費によって、
売却しやすさは変わります。
現在の売却相場を整理しておくことで、
購入判断の参考になります。
※広告を含みます
まとめ
修繕積立金では、
「今いくらか」
だけでなく、
- 将来どうなるか
- 積立不足はないか
- 管理状態はどうか
まで確認することが重要です。
マンション購入では、
住宅ローンだけでなく、
将来の維持費まで整理しておく必要があります。
将来売却できるか不安な方へ
マンションは「購入時」だけでなく、 将来「売れるか」も重要です。
築年数・管理状態・戸数によっては、 売却時に苦戦するケースもあります。
現在の売却相場や、 売却しやすさを整理しておくことで、 購入判断の参考になります。
※広告を含みます

