住宅ローン6000万で後悔した共働き夫婦|「世帯年収なら大丈夫」が崩れた日

※本記事は一般的な判断材料の整理を目的としたものであり、特定の物件の価値・安全性・将来性を断定するものではありません。最終的な判断は不動産会社・管理会社・各種資料の確認に基づいて行ってください。

住宅ローン6000万で後悔した共働き夫婦|「世帯年収なら大丈夫」が崩れた日

「世帯年収1200万円あるなら問題ありません。」

住宅購入時、不動産会社からそう言われました。

夫の年収は700万円。

妻の年収は550万円。

世帯年収は1,250万円です。

共働き夫婦としては比較的高収入の部類でした。

夫婦は都内近郊の新築マンションを検討していました。

価格は7,200万円。

頭金を入れた後の住宅ローンは約6,000万円です。

月々の返済額は約16万円。

管理費と修繕積立金を合わせると約20万円。

その時は、

「2人で払うのだから大丈夫」

と思っていました。

しかし数年後。

夫婦は住宅ローンの重さを実感することになります。

購入当時は余裕があると思っていた

住宅購入時、

夫婦は30代前半でした。

子どもはいません。

共働き。

昇給も期待できます。

ボーナスもあります。

家計簿上では毎月しっかり黒字でした。

住宅ローン6,000万円も、

それほど無理には見えませんでした。

ペアローンを選択

夫婦はペアローンを利用しました。

住宅ローン控除も使える。

借入可能額も増える。

銀行からも問題ないと言われました。

審査はスムーズに通過しました。

そのため不安はほとんどありませんでした。

理想のマンションだった

駅徒歩7分。

大型スーパー近接。

人気学区。

総戸数300戸超。

設備も充実しています。

購入時には、

「良い買い物をした」

と感じていました。

子どもが生まれる

購入から2年後。

第一子が誕生します。

夫婦にとって嬉しい出来事でした。

しかし家計には大きな変化が起こります。

妻の収入が減少

育児休業。

時短勤務。

保育園送迎。

急な呼び出し。

以前と同じ働き方は難しくなりました。

妻の年収は550万円から400万円台へ下がります。

世帯年収は大きく減少しました。

教育費が想像以上だった

保育料。

習い事。

幼児教室。

子どもが成長するにつれて支出は増えます。

購入時のシミュレーションでは、

そこまで細かく考えていませんでした。

住宅ローンは変わらない

当然ですが、

住宅ローン返済額は変わりません。

毎月16万円。

ボーナス払いもあります。

さらに管理費と修繕積立金も必要です。

修繕積立金が値上がりする

購入時、

修繕積立金は月10,000円程度でした。

しかし数年後、

15,000円

20,000円

へ上昇します。

管理費も上がりました。

固定費がじわじわ増えていきます。

第二子誕生で状況が変わる

数年後に第二子が誕生しました。

幸せな反面、

家計はさらに厳しくなります。

保育料。

教育費。

食費。

医療費。

すべてが増加します。

貯金が増えなくなる

以前は毎月貯金できていました。

しかし気付けば、

残るお金が少なくなります。

ボーナスも住宅関連支出で消えていきます。

「世帯年収なら大丈夫」の落とし穴

住宅購入時は、

世帯年収で考えていました。

しかし現実には、

共働き収入が永遠に続く保証はありません。

育児。

介護。

病気。

転職。

様々な理由で収入は変化します。

共働き終了リスク

妻は最終的に転職を選択しました。

働き方を優先した結果です。

収入はさらに下がります。

住宅ローンはそのままです。

夫婦はここで初めて、

借入額の大きさを実感しました。

老後資金が後回しになる

40代になると、

老後資金も気になります。

しかし住宅ローン残高はまだ大きい。

教育費も続く。

結果として老後資金形成が進みません。

「最悪売ればいい」と思っていた

夫婦は当初、

最悪売却すればいいと考えていました。

しかし実際には簡単ではありません。

住宅ローン残高。

仲介手数料。

引越費用。

新居費用。

思ったほど身軽には動けませんでした。

周囲にも同じ人がいた

友人夫婦にも似たケースがありました。

共働き前提で高額ローーン。

子育て開始。

収入減少。

家計圧迫。

決して珍しい話ではありません。

本当に苦しいのは住宅ローン以外

実は住宅ローンだけが問題ではありません。

管理費。

修繕積立金。

駐車場代。

固定資産税。

教育費。

これらが積み重なるのです。

高収入でも安心ではない

世帯年収1,200万円。

一見すると余裕がありそうです。

しかし支出も増えます。

住宅ローンが大きいほど、

変化への耐性が弱くなります。

後悔したポイント

夫婦が振り返って挙げた後悔は共通していました。

借りられる額で決めた

返済余力を十分に考えていなかった。

共働き前提だった

収入減少リスクを想定していなかった。

教育費を甘く見た

想像以上にお金がかかった。

修繕積立金を軽視した

将来の値上げを考えていなかった。

老後資金を後回しにした

住宅購入を優先しすぎた。

6000万円ローンは危険なのか

6000万円ローン自体が危険なわけではありません。

問題は、

どのような前提で借りるかです。

世帯年収。

共働き。

ボーナス。

それらが少しでも崩れた時、

家計が耐えられるかが重要です。

まとめ

住宅ローン6000万円で後悔した共働き夫婦は少なくありません。

購入時は問題なく見えても、

育児や教育費によって状況は大きく変わります。

そして住宅ローンだけは変わらず残ります。

住宅購入で本当に大切なのは、

「今払えるか」

ではありません。

「収入が減っても払えるか」

です。

共働き前提で住宅ローンを組む場合は、将来の変化も含めて慎重に資金計画を立てることが、後悔しない住まい選びにつながるのかもしれません。

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