住宅ローン破綻する人は特別な人だと思っていた|普通の家庭に起きた現実

この記事でわかること
  • この記事のポイント
  • ケース設定|“普通の共働き夫婦”だった
  • 最初は“普通に払えていた”
公開日 更新日 著者 ソプナビ編集部

※本記事は一般的な判断材料の整理を目的としたものであり、特定の物件の価値・安全性・将来性を断定するものではありません。最終的な判断は不動産会社・管理会社・各種資料の確認に基づいて行ってください。

住宅ローン破綻する人は特別な人だと思っていた|普通の家庭に起きた現実

「住宅ローン破綻する人って、 無理なローンを組んだ人でしょ?」

そう思う人は少なくありません。

実際、 住宅ローン破綻という言葉には、

  • 極端な高額ローン
  • 浪費
  • 特殊な事情

をイメージする人も多いです。

しかし実際には、

  • 普通の共働き家庭
  • 平均的な子育て世帯
  • 堅実な会社員家庭

でも、 少しずつ家計が崩れていくケースがあります。

今回は、 「自分たちは大丈夫」 と思っていた夫婦のケースを整理します。

この記事のポイント

  • 住宅ローン破綻は特別な人だけではない
  • 教育費と固定費で家計が崩れることがある
  • 共働き前提ローンは注意
  • 修繕積立金は将来上がるケースがある
  • 「売れば安心」とは限らない

ケース設定|“普通の共働き夫婦”だった

今回のケースは、 30代後半の共働き夫婦です。

  • 夫:メーカー勤務 年収780万円
  • 妻:事務職 年収420万円
  • 世帯年収:約1200万円
  • 子ども:2人

夫婦は、 都内近郊の新築マンションを購入しました。

  • 物件価格:7280万円
  • 住宅ローン:約6200万円
  • 変動金利
  • 35年返済

購入当時、 夫婦はそこまで不安を感じていませんでした。

理由は、

「周囲もこれくらい買っている」

と思っていたからです。

営業担当からも、

「世帯年収なら問題ありません」

と言われていました。

最初は“普通に払えていた”

購入当初、 家計は比較的安定していました。

  • 共働き継続
  • ボーナスあり
  • 昇給期待

さらに、

  • 新築
  • 駅徒歩圏
  • 学区

など、 満足度も高い状態でした。

夫婦は、

「これなら問題ない」

と感じていました。

しかし“少しずつ”家計が苦しくなった

ところが、 数年後から、 少しずつ状況が変わり始めます。

最初は、 そこまで大きな問題ではありませんでした。

  • 子どもの教育費
  • 食費上昇
  • 保険見直し
  • 光熱費上昇

など、 小さな支出増加です。

しかし、 それが積み重なっていきます。

教育費が想像以上だった

特に大きかったのが、 教育費でした。

  • 習い事
  • 受験費用
  • 学費積立

など、 想像以上に支出が増えていきます。

さらに、 共働き継続のため、

  • シッター
  • 学童
  • 外食増加

なども必要になります。

結果として、 毎月の余力は少しずつ減っていきました。

住宅ローンと教育費が重なるリスクはこちら

修繕積立金が上がった

さらに、 築年数が進むにつれて、 管理組合から修繕積立金値上げ案が出されます。

背景には、

  • 建築費高騰
  • 設備維持費増加
  • 人件費上昇

などがありました。

結果として、 修繕積立金は、

12,000円 → 28,000円

まで上昇。

さらに、 管理費や固定資産税も重く感じ始めます。

修繕積立金が上がるマンションの特徴はこちら

共働き前提だった

さらに大きかったのが、 妻の働き方でした。

子どもの成長とともに、

  • 送迎
  • 体調不良対応
  • 学校行事

などが増えていきます。

結果として、 時短勤務へ変更。

世帯収入は減少します。

夫婦はここで初めて、

この住宅ローンは “共働き前提” だった

ことを実感します。

共働きローンの注意点はこちら

「売ればいい」が簡単ではなかった

夫婦は、 住み替えも検討し始めます。

しかし実際には、

  • 住宅ローン残債
  • 競合物件増加
  • 修繕積立金上昇
  • 仲介手数料

などによって、 簡単ではないことに気づきます。

さらに、 中古市場では、 以前ほど強気価格では売れなくなっていました。

売れないマンションの特徴まとめはこちら

残債割れするマンションの特徴はこちら

住宅ローン破綻は“突然”ではなかった

実際には、 住宅ローン破綻は、

「ある日突然」

起きるわけではありません。

多くの場合、

  • 教育費
  • 固定費
  • 修繕積立金
  • 収入変化

などによって、 少しずつ余力が減っていきます。

つまり、

「自分たちは大丈夫」 と思っていた普通の家庭でも、 起こりうる

のです。

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まとめ

住宅ローン破綻は、 特別な人だけの問題ではありません。

実際には、

  • 教育費
  • 修繕積立金
  • 共働き終了
  • 固定費増加

などによって、 普通の家庭でも、 少しずつ家計が苦しくなるケースがあります。

住宅ローンでは、 「今払える」 だけでなく、 「将来も維持できるか」 まで整理しておくことが重要です。

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