世帯年収1500万円でも住宅ローンが苦しくなる5つの理由|高収入でも安心できない現実

この記事でわかること
  • 世帯年収1500万円でも余裕とは限らない
  • 理由① 共働き収入を前提にしている
  • 理由② 教育費が想像以上にかかる
公開日 更新日 著者 ソプナビ編集部

※本記事は一般的な判断材料の整理を目的としたものであり、特定の物件の価値・安全性・将来性を断定するものではありません。最終的な判断は不動産会社・管理会社・各種資料の確認に基づいて行ってください。

世帯年収1500万円でも住宅ローンが苦しくなる5つの理由|高収入でも安心できない現実

結論:世帯年収1500万円は高収入ですが、それだけで住宅ローンが安全とは言えません。生活水準の上昇や教育費、共働き終了などが重なると、返済はできても家計に余裕がなくなるケースがあります。

「世帯年収1500万円あれば住宅ローンは心配ない。」

そう考える人は少なくありません。

実際に金融機関では、

  • 9000万円
  • 1億円
  • それ以上

の住宅ローンでも審査対象になるケースがあります。

しかし、高収入だからこそ陥りやすい落とし穴があります。

この記事では、世帯年収1500万円でも住宅ローンが苦しくなる理由を紹介します。

世帯年収1500万円でも余裕とは限らない

例えば、

  • 夫900万円・妻600万円
  • 夫800万円・妻700万円

といった共働き世帯では、住宅購入時には十分な返済能力があるように見えます。

しかし35年間、同じ収入が続く保証はありません。

理由① 共働き収入を前提にしている

高額ローンの多くは共働きが前提です。

ところが、

  • 出産
  • 育児
  • 介護
  • 病気
  • 転職

などによって片方の収入が減少することがあります。

住宅ローン返済は続けられても、家計の余裕は大きく失われます。

理由② 教育費が想像以上にかかる

高収入世帯ほど教育への支出も増える傾向があります。

  • 中学受験
  • 私立中学・高校
  • 大学進学
  • 留学
  • 習い事

子ども2人で年間200万円以上かかる家庭も珍しくありません。

住宅ローンと教育費が重なる時期は家計が最も苦しくなります。

理由③ 生活レベルが上がりやすい

収入が増えると支出も増えやすくなります。

  • 高級車
  • 海外旅行
  • ブランド品
  • 外食
  • 広い住宅

これらが当たり前になると、収入が減った際の調整が難しくなります。

理由④ 修繕積立金・管理費の増加

マンションでは住宅ローン以外にも維持費が必要です。

  • 管理費
  • 修繕積立金
  • 駐車場代
  • 固定資産税

特に修繕積立金は築年数とともに値上がりするケースがあります。

住宅ローン返済額が変わらなくても、住居費全体は増加する可能性があります。

理由⑤ 老後資金が後回しになる

高収入世帯でも、

  • 住宅ローン
  • 教育費
  • 生活費

を優先すると、老後資金の積立が十分にできないことがあります。

気付いた時には定年が近づいていたというケースも少なくありません。

住宅ローンは返済できても苦しい理由

実際には、

「住宅ローンは払えている」

家庭がほとんどです。

しかし、

  • 貯金が増えない
  • ボーナス頼み
  • 教育費で家計が圧迫される
  • 旅行を控えるようになった

など、生活の余裕を失うケースが多く見られます。

高収入世帯ほど油断しやすい

年収が高いと、

「何とかなるだろう」

と考えがちです。

しかし借入額も大きくなるため、実際のリスクはそれほど変わらないことがあります。

収入が高いほど、支出も大きくなりやすい点に注意が必要です。

こんな家庭は要注意

  • ペアローンを組んでいる
  • 頭金が少ない
  • 教育費の試算をしていない
  • 修繕積立金の将来を確認していない
  • 老後資金を毎月積み立てていない
  • 住宅ローン返済率だけで判断している

購入前に確認したいポイント

  • 片方の収入が減っても返済できるか
  • 教育費を含めた資金計画を立てたか
  • 修繕積立金の将来推移を確認したか
  • 管理組合の状況を確認したか
  • 老後資金を毎月積み立てられるか
  • 売却しやすい物件を選んでいるか

本当に余裕がある家庭とは

本当に余裕がある家庭とは、

  • 住宅ローンを返済できる
  • 教育費を準備できる
  • 老後資金も積み立てられる
  • 急な支出にも対応できる

この4つを同時に満たせる家庭です。

年収だけで判断するのではなく、家計全体を見渡すことが重要です。

まとめ

世帯年収1500万円でも住宅ローンが苦しくなる家庭は少なくありません。

その理由は、

  • 共働き収入への依存
  • 教育費の増加
  • 生活水準の上昇
  • 修繕積立金の値上げ
  • 老後資金の不足

などが重なるためです。

住宅ローンを検討する際は、「借りられる金額」ではなく、「将来も余裕を持って生活できる金額」を基準に考えることが、後悔しない住宅購入への第一歩となります。

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