新築時より維持費が倍近くになったマンション|“買った後”に始まった本当の負担
※本記事は一般的な判断材料の整理を目的としたものであり、特定の物件の価値・安全性・将来性を断定するものではありません。最終的な判断は不動産会社・管理会社・各種資料の確認に基づいて行ってください。
新築時より維持費が倍近くになったマンション|“買った後”に始まった本当の負担
「新築時は、
そこまで維持費が高くなかったんです」
中古マンションを購入した夫婦は、
そう話していました。
マンション購入では、
物件価格や住宅ローン返済額に意識が向きやすく、
- 修繕積立金
- 管理費
- 将来維持費
まで深く確認しないケースもあります。
しかし実際には、
新築時より維持費が倍近くになっているマンションもあります。
今回は、
“購入後に維持費の重さを実感した夫婦”
のケースを、
物語形式で整理します。
この記事のポイント
- 新築時より維持費が大きく増えるケースがある
- 修繕積立金は将来上がることがある
- 管理費も上昇する場合がある
- 積立不足は売却にも影響する
- 住宅ローン以外の固定費も重要
ケース設定|築23年マンションを購入した夫婦
今回のケースは、
40代前半の共働き夫婦です。
- 夫:会社員 年収760万円
- 妻:会社員 年収360万円
- 子ども:2人
夫婦は、
駅近の中古マンションを購入しました。
- 物件価格:5480万円
- 住宅ローン:約4700万円
- 築23年
- 駅徒歩5分
立地も良く、
広さもあったため、
かなり魅力的に感じていました。
修繕積立金も、
そこまで高く見えませんでした。
- 管理費:14,000円
- 修繕積立金:21,000円
夫婦は、
「築年数の割には普通」
と思っていました。
購入後に知った“新築時の金額”
入居後、
管理組合資料を確認した際、
夫婦は驚きます。
新築時、
このマンションの維持費は、
- 管理費:9,000円
- 修繕積立金:8,000円
程度だったのです。
つまり、
新築時と比較すると、
維持費はほぼ倍近く
になっていました。
背景には“積立不足”があった
さらに資料を読むと、
過去の管理組合では、
- 値上げ反対
- 販売しやすさ優先
- 負担増回避
などから、
修繕積立金を長年低めに抑えていたことが分かりました。
しかし実際には、
築20年を超えると、
- 外壁
- 防水
- 配管
- エレベーター
など、
大規模修繕項目が増えていきます。
さらに、
近年は、
- 建築費高騰
- 人件費上昇
- 資材価格上昇
も重なっていました。
毎月の固定費が重くなった
夫婦が想定外だったのは、
住宅ローン以外の固定費でした。
実際には、
- 住宅ローン
- 管理費
- 修繕積立金
- 固定資産税
を合計すると、
毎月負担はかなり重くなっていました。
さらに、
子どもの教育費も増え始めます。
夫婦は、
「購入時には見えていなかった」
と感じ始めます。
売却も簡単ではなかった
途中で、
夫婦は住み替えも検討しました。
しかし、
中古市場では、
- 維持費が高い
- 修繕積立金が高額
- 今後さらに上がる可能性
などがマイナス材料になっていました。
つまり、
“毎月いくらかかるか”
を見て、
買主が慎重になっていたのです。
「新築時は安かった」が危険な場合もある
夫婦は後になって、
新築時の安さは、
将来負担の先送りだった
ことを実感します。
実際、
マンション購入では、
- 長期修繕計画
- 積立状況
- 将来値上げ予定
- 管理組合状態
まで確認することが重要です。
将来売却できるか不安な方へ
マンションは、
購入価格だけでなく、
修繕積立金や維持費によって、
売却しやすさが変わります。
現在の売却相場を整理しておくことで、
購入判断の参考になります。
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まとめ
マンション購入では、
“今の維持費”
だけを見るのは危険なケースがあります。
特に、
- 修繕積立金が低かった
- 積立不足がある
- 築20年超
- 大規模修繕前後
などでは、
維持費が大きく変わることがあります。
購入前には、
将来の負担まで整理しておくことが重要です。
将来売却できるか不安な方へ
マンションは「購入時」だけでなく、 将来「売れるか」も重要です。
築年数・管理状態・戸数によっては、 売却時に苦戦するケースもあります。
現在の売却相場や、 売却しやすさを整理しておくことで、 購入判断の参考になります。
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