共働きだから大丈夫と思っていた夫婦に起きたこと|住宅ローンで余裕が消えていった話
※本記事は一般的な判断材料の整理を目的としたものであり、特定の物件の価値・安全性・将来性を断定するものではありません。最終的な判断は不動産会社・管理会社・各種資料の確認に基づいて行ってください。
共働きだから大丈夫と思っていた夫婦に起きたこと|住宅ローンで余裕が消えていった話
「共働きだから、 多少高いマンションでも大丈夫だと思っていました」
最近は、 共働き前提で住宅ローンを組む家庭も増えています。
実際、 世帯年収で考えると、
- 高額ローンが組みやすい
- 希望エリアを選びやすい
- 設備や広さも妥協しなくて済む
などのメリットがあります。
しかしその一方で、
“2人とも働き続ける前提”
で成り立っているケースも少なくありません。
今回は、 「共働きだから大丈夫」 と思っていた夫婦に起きた変化を、 物語形式で整理します。
この記事のポイント
- 共働き前提ローンには注意が必要
- 育休・時短勤務で収支が変わることがある
- 教育費・修繕積立金が重なるケースがある
- 生活余裕が急激に減る場合がある
- 売却したくても難しいケースがある
ケース設定|世帯年収1100万円の共働き夫婦
今回のケースは、 30代後半の共働き夫婦です。
- 夫:会社員 年収720万円
- 妻:会社員 年収380万円
- 子ども:1人
夫婦は、 都内近郊の中古マンションを購入しました。
- 物件価格:6980万円
- 住宅ローン:約6200万円
- ペアローン利用
- 築15年
当時は、
「世帯年収1100万円あるなら大丈夫」
と思っていました。
最初は問題なかった
購入直後は、 そこまで苦しさを感じませんでした。
- 共働き収入がある
- ボーナスも安定
- 住宅ローンも払えている
ためです。
むしろ、
「もっと高くてもいけたかも」
と話していたほどでした。
育休で空気が変わり始めた
しかし、 第二子妊娠をきっかけに、 状況が変わり始めます。
妻が育休へ入り、 世帯収入が減少。
さらに、
- 保育園問題
- 時短勤務
- 教育費
- 物価上昇
なども重なります。
すると、 毎月の余裕が、 少しずつ消えていきました。
“住宅ローン以外”が重くなっていく
さらに、 住宅ローン以外の負担も増えていきます。
- 修繕積立金値上げ
- 管理費増加
- 固定資産税
- 教育費
です。
特に、 築15年を超えた頃から、 修繕積立金は上昇。
- 購入時:14,000円
- 5年後:25,000円
まで増えていました。
夫婦は、
「ローンだけ見ていた」
ことに気づき始めます。
ボーナス頼みの生活になっていった
その後、 家計は少しずつ、
“ボーナス頼み”
になっていきます。
- 毎月はギリギリ
- 旅行減少
- 貯金減少
- 教育費不安
などが増えていきました。
しかも、 共働きは、
- 転職
- 病気
- 育児
- 介護
などで、 状況が変わることがあります。
“2人なら払える”は安全ではなかった
夫婦は後になって、
「2人で払える」
と、
「1人でも維持できる」
は違うと実感します。
実際、 共働きローンでは、
- 収入減少
- 育休
- 時短勤務
- 教育費増加
などで、 余裕が急激に減るケースがあります。
売却も簡単ではなかった
途中で、 夫婦は住み替えも検討しました。
しかし、
- 残債
- 仲介手数料
- 相場変動
- 住宅ローン残高
などを考えると、 簡単には動けません。
つまり、
「最悪売ればいい」
も、 常に成立するとは限らなかったのです。
共働きローンで確認したいこと
夫婦は後になって、 購入前に、
- 1人収入でも維持可能か
- 教育費を考慮しているか
- 修繕積立金上昇を想定しているか
- 売却しやすい物件か
まで考えるべきだったと感じます。
実際、 共働きローンでは、
“現在”
だけでなく、
“将来の変化”
まで含めた検討が重要です。
将来売却できるか不安な方へ
住宅ローンだけでなく、 修繕積立金や将来売却まで含めて整理しておくことが重要です。
現在の売却相場を確認しておくことで、 購入判断の参考になります。
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このマンションを購入して大丈夫か確認したい方へ
住宅ローンだけでなく、 修繕積立金・将来売却・共働き継続リスクまで整理できます。
まとめ
共働きローンでは、 現在の世帯年収だけでなく、
- 育休
- 時短勤務
- 教育費
- 修繕積立金
- 将来売却
まで含めて考えることが重要です。
特に、 “2人とも働き続ける前提” で組まれたローンでは、 将来の変化で余裕が急激に減るケースがあります。
将来売却できるか不安な方へ
マンションは「購入時」だけでなく、 将来「売れるか」も重要です。
築年数・管理状態・戸数によっては、 売却時に苦戦するケースもあります。
現在の売却相場や、 売却しやすさを整理しておくことで、 購入判断の参考になります。
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